「岐阜空襲を記録する会」の『平和学習・平和講座で提供できるメニュー』です。
平和資料室や、各学校・各施設へ出かけて行えますし、空襲遺跡のガイドもします。ご利用ください。




【岐阜空襲を記録する会の平和講座】

       ~子どもたちに伝える戦争と平和~



1.街が戦火にのまれた(岐阜空襲)のお話
 a.岐阜空襲の体験談 
    
 会・事務局長の篠崎などが、小学5年で体験した岐阜空襲と、当時の町や学校のお話をします。

 
 b.当時の史・資料から読みとる学習
     
例) 米国より入手した『空襲直前の岐阜市街地・空撮写真』(昭和20年)を使って、その時代の街の作られ方や、戦争中の人々の暮らしを読みとります。
     ※資料は他に、焼夷弾円筒(実物)、溶けたガラスびんなど戦災遺品、戦前の写真など。
      当会が所有する史・資料を教材にして、体験的に学んでいただきます。


 
 c.岐阜空襲のDVD(ビデオ)観賞 
    ①「岐阜県下の空襲」
  (32分/記録ビデオ)中・高校生向き
    
 ②「芽ぶけミヤコよ」(28分  短縮版7分/絵本を題材にした内容)小・中学生向き

      
③「焦土・岐阜」(4分/空襲一ヶ月後の岐阜市中心部を米軍が撮影) ※質問形式で上映。

  
d.プロジェクターを使った展示と解説 上記の空襲の記録と、下記の『戦時の教科書』など。


<開催場所>
◆平和資料室にて 岐阜市平和資料室(JR岐阜駅から2分)の常設展示は、当会が展示パネルを制作し資料も提供しました。展示写真や図版、戦時遺品を見学いただきながら、解説します。

◆各地の学校や施設にて 上記の史・資料や、当会作のDVD、また下記のパネルを持参して行います。

◆美江寺観音などの空襲遺跡にて 岐阜空襲での被災中心地点にあり、戦後復興したお寺です。空襲時には当時の住職が、命がけで本尊(天平時代作十一面観音像/国重要文化財)を救い出した逸話があります。境内に戦災のあとが残る灯籠もあり、散策しながら見学できます。上記の講座も開催可能です。
     美江寺観音さんは、平和を伝える活動としてご協力をいただいています。


<所用時間>
 30分~約2時間、時間に応じて可能です。ご希望の講座内容を、組み合わせてできます。
できるだけ質疑応答の時間を取り、双方向での対話ができると子どもたちに印象深く、理解も深まるようです。


↓以下は、プロジェクターや平和展に出展したパネルを見ながらのお話です。写真やマンガを使った親しみやすい内容です。
2.戦争中の子どものお話
 
 『腹ペコだった子どもたち』  『戦時の教科書展』 ともに2004年 「不再戦の夏」出展
   食糧が極端に不足し、栄養が足りずにガリガリだった戦争中の子どもたちの様子を、写真やマンガ、グラフなどの図版で見ていただきます。食糧不足が起こった背景も分かる内容です。
   『教科書展』は、戦争中の教育について。小学1年生の教科書のさし絵を、二つの時代で比較して、戦争がはげしくなると子どもまで戦争に駆り立てる風潮がひどくなることを、見ていただくものです。

3.戦争中の少年・少女のお話
  
『戦下の中学生日記』 2007年岐阜市主催「子どもたちに伝える平和のための資料展」に出展

 
 『戦争をしていた国の少女たち』 2009年「あいち平和のための戦争展」に出展
   戦前は男子と女子では教育内容は大きく違っていました。少女たちは「美しいものや夢を追うことが
   許されなかった青春」を。また少年は「厳しい青春時代から、戦後に立ち直るまで」を追っています。

4.戦争中のお母さんたちのお話(暮らしの記録)
 
『戦争中の、お母さんは大いそがし!』 2006年 岐阜市平和資料室企画展示
   戦時の母たちの記録から作りました。厳しい時代に母親の奮闘が家族の命を守ったことを伝えます。



絡先   篠崎 喜樹(岐阜空襲を記録する会)090-4260-0960    


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